夏に青森に旅行するなら「ねぶた」を見よう!

青森県を代表するお祭りには、夏に行われるねぶたが有名です。これは青森市の呼び方で、弘前市ではねぷたと呼ばれます。眠り流しとも呼ばれるこのお祭りは、旧暦7月7日を中心に睡魔を払う行事として行われます。その由来は灯篭流しにあり、現在では人形や扇型をした様々な形のものとなっています。

見どころはその壮大さが第一ですが、躍動感や全体的な構図、色使いなどといったもののほかにも、演出や掛け声、お囃子のリズム感などを総合して評価されます。青森市のねぶた祭は2014年には8月2日から8月7日にかけて行われました。ねぶたを見に青森へ旅行に行く場合には、このあたりの日にちを目安にして行くようにします。

夏の青森県へ旅行に行く際の見どころとは?

夏に青森県に旅行に行く場合、見どころとしてまず、奥入瀬渓流が挙げられます。奥入瀬川は十和田湖に発し、青森県の南東部を流れて太平洋に注ぎます。奥入瀬渓流はその上流の、子ノ口・焼山間にあります。その見どころは自然の木々の中で穏やかに流れる川と、ところどころ苔むした岩が点在している三乱の流れをはじめ、緩急様々な流れが涼し気な石ヶ戸の瀬があります。

また最も観光客に人気のスポットは、木々が生い茂る中を川が激しく流れる風景の阿修羅の流れです。川以外にも雲井の滝や銚子大滝、木々や林床の植物、野鳥やカモシカなども見どころです。奥入瀬渓流以外にも世界遺産である白神山地は、ブナの原生林や暗門滝などがあり登山スポットとなっています。

その他青森県への旅行について

せっかく旅行に来たのだから青森県のことをもっとよく知りたい、お土産を買って帰りたいという場合には、青森県観光物産館アスパムが定番スポットとなっています。ここでは名物のりんごを使ったお菓子やジュースをはじめ、長芋やにんにくなどの特産物、琥珀を使ったアクセサリー等様々なおみやげを買うことができます。この他にも、ご当地ラーメンや県産食材を使った創作料理を楽しめる各飲食店や、陸奥湾や八甲田山を一望できる展望台があります。また、県の観光についてのパノラマ映画を楽しめるスペースもあり、夏以外でもお祭りの雰囲気を味わうことができます。

青森県のおみやげというと、りんごのお菓子が定番となっています。それ以外にも焼肉のたれやはちみつ、津軽漬などもあまり知られてはいませんが、美味しいおみやげです。この他にもおみやげには難しいですが、マグロをはじめ海鮮のものがどれも美味しいので、旅行の際にはぜひ味わいたいものとなっています。