イオンカードの所有はイオン銀行の口座や投資信託でもメリットがあるのか?

イオンは小売業界の大手企業でもあるのですが、そのグループ会社は多岐に渡ります。そのためイオンカードを1枚持っていると、思ってもみなかったことで得をすることがあるのです。その代表的な面が銀行口座です。

イオンカードを持っていると銀行口座で得をする?

結論を書きますと、得をするのは事実です。しかし、どこの銀行口座でも良いというワケではありません。こちらのカードで得をするということですので、当然ですがイオングループの銀行でしか適用されないと考えてください。

イオンではイオン銀行というネットバンクを立ち上げています。このイオン銀行とカードは連動して使うことができるのです。ただし、現在のところイオン銀行と連動しているのはイオンカードセレクトのみです。では、具体的にどのように得をするのか考えていきましょう。

まず最初に書いておきたいのが金利です。普通預金の金利になるのですが、イオンカードセレクトを所有していると、0.1%金利をアップしてくれます。基本的にイオン銀行では変動金利制をとっているので、金利そのものはちょくちょく変わるのですが、常に0.1%もアップするというのは大きな話です。

日本は公定歩合そのものが低く抑えられていますので、一般的な銀行の金利もそれにあわせてなきにしもあらずといった程度しか金利がつきません。しかし、イオン銀行ではイオンカードセレクトを所持しているだけで、アップしてくれるので非常に有利だと言えるでしょう。

投資信託も有利になるの?

イオン銀行ではちょっと変わったサービスを行っています。それは過去6ヶ月間、イオン銀行の口座からカードの引き落としとWAONの利用金額をあわせていくら利用したかで様々な優遇を受けられるのです。この優遇サービスの1つに投資信託があります。

月末時点での投資信託の残高が時価評価額で100万円以上あれば、毎月WAONポイントを還元してくれるというものです。この還元率ですが、ステージが3つあり、最小のもので25ポイント、最大で100ポイントまで還元してくれます。

他にも住宅ローンを受けていたり、公共料金の振替を行っているなど、イオン銀行の口座や取引の多くが優遇の対象となっているのが特徴でしょう。

イオン銀行そのものも使い勝手良いと評判になっていますので、新しくネットバンクの口座を持とうとするのなら選択肢の1つだと言えます。仮にイオン銀行の口座を作るのであれば、最大限に活かすためにもイオンカードの申込を同時にしておくと良いかもしれません。